ちゅちゅにこ日記

こんかいの津波でのお話。

「ここより下に家をたてるな」という昔からの石碑があって、その５０メートル先で津波がとまったそう。その言い伝えをまもって、本当に家を建てなかったそこの地域の方々は、助かったそうです。

海と平行に走っている昔からの街道があって、その街道の手前で波がとまり、被害はうけなかったそう。

ある村長さんが、どうしてもこの高さと、チリ地震で起きた津波を防いだ堤防よりも５メートル高くした堤防をたてていたので、助かった地域もあるそうです。その村長さんは故人だそう。建てる時は、費用もかかるし、すごく反対があったのだそうです。

ある方は、自分のお家からすぐの場所に避難場所があるといいと思い、退職金を費やして、自宅の裏にある岩山を切り開いて小高い場所に小屋を建てていたそうです。建てている最中は、近所の人に笑われていたそうですが、地震が起きて、家族とわんことその場所に行くとすでにご近所のみなさんがいたそう。地震で道も寸断されていたので、みんなと小屋にあった食料でしのいだそうです。

すごく興味ぶか〜く、このようなお話をふむふむと聞いております。。。

さいごに、もうひとつ。

海辺で波がひいて魚がたくさんはねていたそうです。その魚をみんなが手づかみでとろうとしていたところ、長老が「大津波がくる」と言ってみんなで避難したそうです。命びろいしたそうです。

せんじん（先人）の話ってすご〜い

その石碑には、顔も名前も知らないけれど、先（未来）の人への思いが込められていたんだろうな〜と思いました。

私の一番身近な先人は、父親、母親かしら。。。
ちょっと年季がたりないとして、おばあちゃん。

おばあちゃんの言い伝え（おおげさ）は、人に嫌なことをしたら、死ぬ頃になって目がつぶれるでした。。。

子供ごころにものすごく「こわ〜〜」と思いました。
そんな人がいた。。とかさらに畳み掛けるのでさらにこわ〜でした。。。

大人になって思うこと。。。おばあちゃん、言いたいことは分かったからです。



おばあちゃんがよく作ってくれたピースご飯。すごく美味しかった〜。
自分で作るとなんだかものたりない。
ピースの色をきれいなままにしたいなら、茹でてから、食べる時に混ぜる。
なんだけど、炊き込む方が風味がうつって美味しい。。。

もちろんおばあちゃんは、炊き込む方。。。
見た目より味っって教えられている気が。。。

９０歳になってもまだまだ私より食欲旺盛なおばあちゃんです。。。